団体紹介
-周産期グリーフケアはちどり💧プロジェクト-
"Hummingbird"
「私たちにできること」
わたしたち“Hummingbird”は関西地区を拠点として、【周産期グリーフケア💧はちどりプロジェクト】に取り組み、ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現状、支援の必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ積み重ねていくために結成しました。悲しみの中にある人々のために「今、私たちにできること」を考え活動します。
いつか、たくさんのひとしずくを地域に降り注いでいけるよう、そして小さな光と癒しが届けられることを信じて活動する非営利任意団体です。
【団体名:はちどりプロジェクトの由来】
① はちどりは、「はちどりのひとしずく」の物語からきています。主人公クリキンディのように信念を持ち、誰がなんと言っても、笑われても、自分たちの想いや目標を見失わずに行動を起こし、それを続けていくことを活動理念としていつも意識したいと考えるためです。
※問題/課題を見て見ぬふりをするのではなく、諦めず行動に移し続けたいと考えています。
②プロジェクトには、必ず「始まり」があり、「おわり」があります。私たちは、ペリネイタルロスの悲しみの実態を広く理解してもらい、支援が広がっていくことで、医療・地域・日々の生活の中で温かな寄り添いが当たり前にある社会を目指しています。いつかそんな社会が実現すれば、『周産期グリーフケアはちどりプロジェクト』の役割は終了します。目的を見失うことなく、プロジェクトの目標を達成できる日まで。啓発活動の必要なくなり、無事に解散できるよう、当事者・医療・行政が連携し、必要な支援が届くまで、地道にコツコツ丁寧に活動に取り組んでいきたいと考えています。
はちどりプロジェクトの由来は、「はちどりのひとしずく」の物語です。
💧 はちどりのひとしずく💧
森がもえていました
森の生き物たちはわれさきにと逃げていきました
でもクリキンディという名のはちどりだけは行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちはそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」と笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
辻信一(監修) はちどりのひとしずく, 光文社, 2005.より
このはちどりのように今、私たちにできることを地道にこつこつ取り組んでいきます。
当事者と医療者の協働により、様々な形の "架け橋をめざしたグリーフケア啓発活動" (ひとしずく活動)に取組んでいます。
💧ひとしずく活動💧
“周産期グリーフケア💧はちどりプロジェクト” Hummingbirdの特徴は、当事者と医療職者が対等に協働し、活動していることです。立場にとらわれることなく、さまざまな“ひとしずく活動”に取り組んでいきます。
・ 医療機関向け、行政向け研修会(出張講演等)によるグリーフケア啓発活動
・ 当事者&医療者がお互いに分かち合える交流会の企画・運営
・ 支援職向けのピアサポートの会の開催
・ 地域におけるグリーフケア啓発活動
その他にも今後、色とりどりの“ひとしずく運動”に取り組んでいきたいと思います。