アンケート調査 7週目スタート

アンケート調査も、残すところ2週間となりました。

6週間経過した今も、毎日、全国各地から大切な思いが届いております。

現時点で届けていただいた声の数は、以下の通りです。 


    アンケート回答数:   637件 (2021/6/13 12:00現在) 


まずは純粋に、このように多くの声を届けていただけていることに感謝の気持ちで一杯です。

辛い体験から目を背けず、声を届けるためにと必死な思いでアンケート調査に協力くださり

本当に本当にありがとうございます。


周産期グリーフケアはちどりプロジェクトは、ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています。なぜならば、社会において周産期グリーフはまだまだ十分理解されていないと考えているからです。


 このアンケート調査の目的は、赤ちゃんとお別れをした悲しみの現実と実際に受けた支援について、当事者の体験から実態を明らかにすることです。

どれほどに辛い悲しみを経験され、その時、どのような支援が必要なのか?という事は、

当事者の声を聴きくことによって理解が深まり、支援の必要性が周知されると信じています。

そのために、今回のアンケート調査では、日本全国各地でこれほどの多くの方が悲しいお別れを経験していらっしゃるという事実、そして受けた支援(よかったことも、改善してほしいことも)の実態を明らかにして、国にこの状況を報告することが目標です。


このような思いで、一人でも多くの声を集めたいと願いながら、たくさんの支援者の方、参加者の方のお力添えを頂きながら取組んでいます。しかし・・・

悲しみの中にあるお母さん・お父さんたちが必死に届けてくださった1つひとつの思いを受付ける度に、正直、胸が痛いです。苦しくなります。こんなにたくさんの方が・・・・と思うのです。

だからこそ、何とかしなければ!と活動へ向かう活力を与えていただく日々を過ごしています。


声を届けていただくことで、これだけ多くの人が悲しみを抱えて生きているということを社会に伝えることができます。また、アンケートに参加できる状況ではないお別れして間もないお母さん・お父さんたちにも、ひとりじゃないというメッセージを届けることができているかもしれません。


また、アンケート調査の存在を知って、周産期グリーフケアに関心をお寄せ下さる方が増えてくださっているかもしれません。よき理解者が1人でも増えることは、温かい寄り添いが当たり前に届く社会を目指すために、とても大切な事だと考えています。アンケート対象者となるお母さん・お父さん以外の方にも、このアンケート調査の存在を知ってもらうことも、大切なグリーフケア啓発活動だと考えながら、アンケート周知・広報活動を繰り返しおこなっている状況です。

(もうアンケート調査のことは知っているよ!というみなさまへ:

しつこい周知で大変申し訳ありません。でもまだお知らせできていない人が全国にはたくさんいるようですので、のこり2週間も粘り強くがんばります!)


残り2週間となりましたが、これまでと変わらず、仲間とともに。全国の支援者・アンケート参加者のみなさまとともに。最後まで全力でアンケート調査を継続してまいります。


引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

 →アンケートご参加はこちら


周産期グリーフケアはちどりプロジェクトより心を込めて

周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

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