第7回はちどりカフェを開催いたしました

今年度、周産期グリーフケアはちどりプロジェクトは、JR西日本あんしん社会財団の活動助成を受けてグリーフケア啓発活動に取り組んでいます。

先週の日曜日、第7回はちどりカフェ(支援者同士のわかちあいの会)を開催いたしました。

はちどりカフェとは? ※参考記事はこちら


これまで通り、支援者同士のお話会なのですが、今回は私たちにとって新たなテーマへの取り組みでもありました。ちょうど1か月前、厚生労働省が主催する自治体説明会が開催されました。(参考情報を以下にお示しします)


2021年6月15日 厚生労働省主催「出生前検査及び流産死産のグリーフケアに関する自治体説明会」

  流産や死産を経験した女性等への支援について、母子保健法における位置づけや活用可能な国の事業等が整理されたことを受けて、6月15日に厚生労働省による自治体説明会(全国の母子保健課の保健師・助産師等が参加)が開催されました。その中で、私たち、「周産期グリーフケアはちどりプロジェクト」が流産や死産を経験した女性等の悲しみの実態や自治体に期待される支援について発表する機会をいただきました。今後、全国規模で地域におけるグリーフケア支援体制が広がっていくように、引き続き取り組んでいきたいと考えています。

※参考ページ:

厚労省自治体説明会掲載ページ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19127.html

JR西日本あんしん社会財団助成団体活動紹介 https://www.jrw-relief-f.or.jp/aid/introduction/


  この自治体説明会の発表時間は15分で、私たちとしては十分にお伝えできなかったことがたくさんありました。また、発表は各自治体のみなさまに今後取り組んでいただきたいこと、当事者の悲しみの実態についてを、私たちから一方的にお伝えする形式でした。

 そのため、今回のはちどりカフェは、自治体説明会参加者限定として、双方向のやり取りにて地域におけるニーズをお伺いしたり、必要な支援について自治体のみなさまと共に考えるため、自治体向けはちどりカフェ第7回はちどりカフェ)を企画いたしました。

※関連記事:https://hachidoriproject.amebaownd.com/posts/18595005


全国各地でこれから支援体制の整備に取り組もうとされている温かい心を持つ保健師・助産師のみなさまがご参加くださりました。カフェ当日は、北海道から九州まで全国各地でつながり、グリーフケアについて考える貴重な時間を過ごしました。

2時間半の開催でしたが、あっという間でした。

当事者のみなさまを思う温かいお気持ちを感じ、そんなみなさまと共に、これからもがんばろう!という気持ちにさせていただきました。


自治体説明会をお聴きくださり、地域における支援体制を強化していかなければと考えてくださる仲間に出会え、励まされました。それだけではなく、このように各地の支援や工夫を共有することの意義を感じるカフェでした。そのため、このような自治体向けはちどりカフェも継続して開催していきたいと考えております。


企画時は、参加者は集まるのだろうかと心配していましたが、温かいお気持ちでご参加くださったみなさまとの出会いとご縁に感謝です。

これからも私たちにできることを全力で取り組んでいきたいと考えています。

貴重なお休みの日に、はちどりカフェへご参加くださり本当にありがとうございました。

また私たちにできること、お手伝いできることがございましたら嬉しいです。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

※本イベントはJR西日本あんしん社会財団の助成を受けて開催いたしました。

周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

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