ペリネイタルケア 2022年1月号『母親に寄り添う母乳育児支援11ポイント』特集

この度、メディカ出版  ペリネイタルケア 2022年1月号

 『母親に寄り添う母乳育児支援 11ポイント』特集で執筆させていただきました。 

愛育病院 今井晶子師長、メディカ出版編集部のみなさま、

貴重な機会を与えてくださり改めまして心より感謝申し上げます。


**********************************************************************

< 専門誌 『ペリネイタルケア』について>

PERINATAL (ペリネイタル)とは産前産後を意味する言葉で、PERINATAL CARE(ペリネイタルケア)は全ての妊娠、出産、育児のために周産期医療の安心・安全をリードする専門誌です。出産は人生の一大イベントで、母親だけでなくその周りの家族にも大きな影響を与えます。そのため出産前後には母親の思いや、その周りの家族に寄り添ったケアが求められます。そのようなケアを行い、全ての人が安心して安全に出産できるようにするために、PERINATAL CAREは助産師や看護師や保健師、医師や栄養士など周産期医療に関わる全ての人に役立つコンテンツを提供しています。 周産期医療の現場は日進月歩で、時代に合わせて変化し続けていくことが求められています。

メディカ出版、Fujisan.co.jp HPより一部抜粋

**********************************************************************


担当させていただいたテーマは 

『ペリネイタル・ロスのグリーフケア ~流産・死産を経験した母親への乳房ケア』です。 


専門誌ではありますが、とてもわかりやすく、そして読みやすく編集されている雑誌であり、

私自身も助産学生時代から手に取り学ばせていただいていた雑誌でした。そのため助産学生からベテラン助産師まで幅広い人が読者であると思うと、1人でも多くの医療従事者の方に読んでいただけたら嬉しいなと思っています。もしどこかで雑誌を見かけましたら、ご一読いただければ幸いです。


そしてもう1つ、今回の執筆には、とても大きな意味があったと認識しています。

それはこの記事掲載が「ペリネイタルロス・ケア」特集の中の1コーナーではなく、

「母乳育児支援」特集の中で、グリーフケアについて書かせていただけたことです。

グリーフケアが決して特別なことではなく、当たり前にあるべき支援として捉えなおす機会にもつながるのではないかと感じました。

すべての赤ちゃんとお母さんに、誰にでも平等に。産前・産後のケアが行き届くように、

今後、それぞれの助産ケアをテーマに(例:産前教育、母乳育児支援、退院支援など)あたりまえに流産・死産・新生児死等で赤ちゃんとお別れしたお母さん・お父さんへの支援についても

しっかりとケアの在り方について考えていけるようになればいいなと感じました。


ペリネイタルロス・ケアが、「難しいこと」で片づけられることなく、

赤ちゃんの死から目を背けずに、深い悲しみと向き合うお母さん・お父さんとも

しっかりと向き合える温かな気持ちが届けられるような関わりができるように

これからも一歩ずつ精進してまいりたいと思っております。


2021年も大変お世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。 


周産期グリーフケアはちどりプロジェクト   

     遠藤 佑子



周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

0コメント

  • 1000 / 1000