母子保健コーディネーター養成研修 in 三重県 

秋の気配を感じる日曜日。

本当に厳しい暑さを何とか乗り切った!と思う気持ちと、

また夏が終わるんだという寂しさを感じながら、

この夏を振り返っていました。


私たち、周産期グリーフケアはちどりプロジェクトの夏の思い出の1つに、

2022年7月26日、三重県子ども福祉部子育て支援課様主催の

母子保健コーディネーター養成研修会がありました。

コロナ禍で自治体のみなさま方は、大変な状況ではありましたが、

企画・担当くださったみなさまの温かい思いで、

「グリーフケアのテーマを扱う研修は、対面で行うべき」だとご検討くださり、

感染予防対策を取りながら、予定通りに対面開催いただいた・・・

という、何とも有難い研修会にお声かけいただきました。

大阪から訪れた私たちを三重県のみなさまが温かく迎え入れてくださったことが

本当に有難かったです。


さらにこの研修会では他にもたくさん嬉しいことがありました。

研修会の講演は2本立てとなっており、私たちはお話するだけではなく、

グリサポくわな 矢田俊量 先生 

「いのち」に向き合う、グリーフサポートのお寺  善西寺 住職

「大切な人を亡くすということ~周産期のグリーフサポートについて」という

貴重なご講演を拝聴させていただきました。

住職でもある矢田先生の穏やかで心に響くような語りに癒されつつ、

改めて周産期グリーフについて深く考えながら、

地域連携による温かい寄り添い必要性を実感する時間を過ごさせていただきました。


さらに喜びはそこにとどまらず、

この日は、グリサポくわなのみなさまが、新たに取組みを開始した

「おくるみプロジェクト」のご紹介がありました。あとからお聞きしたのですが、

実はこの日は、おくるみプロジェクトデビューの日だったそうです!

ちいさなお子さまをお見送りするときのベビー服や帽子を作り、

近隣の医療施設など必要とする方へ寄贈される活動に取組まれています。

おくるみのロゴ、名前の由来などのご紹介もいただきましたが、

とっても素敵で心温まる時間でした。

研修会の会場に、おくるみプロジェクトのリーダー  大瀬康子さんもお越しになられ、

ベビー服や帽子のサンプルを展示くださっていました。


三重県のみなさまが、グリーフケアに力を入れていきたいと考えてくださり、

何とか対面で開催くださり、また、複数の団体にお声かけいただけたことからも、

こんな温かな素敵な出会いをいただき、本当に感謝・感謝の1日でした!

グリサポくわなの矢田さん・大瀬さんとの出会いを記念し写真撮影しました。

おくるみプロジェクトのデビュー日にご一緒させていただけたこと、

この有難いご縁と出会いに心より感謝いたします。これからもどうぞ宜しくお願い致します。




【写真解説】おくるみプロジェクトデビュー日に、グリサポくわなのお2人とともに(矢田俊量さん、おくるみプロジェクトリーダーの大瀬康子さん)。


少しだけ疲れていた私たちでしたが、

熱い思いで三重県で活動されているグリサポくわなのお2人に出会い、

またがんばろう!と大変励まされました。

活動拠点は少し離れていますが、特急列車にのればあっという間でした!

同じ思いで活動する素敵なお仲間(先輩方)に出会えたこと、

横のつながりも大切にしながら、それぞれの地域で励まし合いながら、

温かい寄り添いが広がっていくように

活動を継続していかなければと思った、

心温まる暑い、暑い、

夏の1日の素敵な思い出になりました。


三重県子ども福祉部子育て支援課のみなさま、

研修会にご参加くださったみなさま、

グリサポくわな 矢田様・大瀬様、

みなさま本当に大変お世話になりました!たくさんの素敵な出会いに感謝です。

また素敵な三重県へ近鉄特急「ひのとり列車」に乗って遊びにいきます!


春夏秋冬を味わいつつ、秋を感じながら、

引き続き、微力ながらも地道に啓発活動に取組んでまいります。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


周産期グリーフケアはちどりプロジェクト


グリサポくわなについて、三重県周辺にお住まいの方は、ぜひご参照下さい。

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大切な人を亡くされた方の相談窓口~グリーフ相談支援ネットワーク~HPより

グリサポくわな

―流産・死産・新生児死亡などで大切なお子さまを亡くされたご家族へ―

●グリサポくわなPプログラムとは 

大切な方との死別により、人は悲しみという感情だけでなく、様々な心と体の変化を経験します。この情緒的反応を悲嘆(グリーフ)と呼びます。グリサポくわなPプログラムでは周産期に流産・死産・新生児死亡などによりお子さまを亡くされたご両親対象の当事者による分かち合いの会を開催しています。日常の中では話せない想いを語り合い、わかちあい、グリサポくわなでひととき重い荷物を下ろしてみませんか? 悲しみの中に居るのはあなたひとりではありません。

ご参加はお一人でも、ご夫妻ご一緒でもOKです。ただし、お子さまの同伴はご遠慮ください。

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周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

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