【厚労省HP】流産・死産等を経験された方への都道府県等相談窓口一覧

大切なご報告がございます。

****************************************************************************************************  

2022年10月3日付で、厚生労働省HPに、流産・死産等を経験された方向けの

相談窓口リストが掲載されました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27342.html

また、このリストは、不妊症・不育症支援の枠組みとは別に

「流産・死産等」が独立した形で公式に掲載されたところに大きな意味が込められています。 ****************************************************************************************************  

これまで山本かなえ議員が国会質問にて、

不妊症・不育症は大切な課題であるが、

その枠組みの中で周産期喪失を取り扱うことで、

こぼれおちてしまう対象者がいるという問題提議をしてくださいました。


そして、治療と喪失後の悲しみの向かう方向は異なるものであり、

両者とも大切な課題であって、別の柱としての支援枠組みが必要であることを

当事者の声を代弁し、伝え続けてくださいました。

国会でこのような質問をしていただけたことに大変感動しましたし、

今もあの感覚を覚えています。


その後、本日、このように厚生労働省HPに、

 不妊症・不育症支援とは別に(どちらも大切であるからこそ)、 

流産・死産を経験されたときに役立つ相談窓口の情報を掲載いただけたことに

心から感謝申し上げます。


不妊症・不育症の支援も大切であり、

その治療の過程で生じる流産・死産も、

治療に関係なく生じる流産・死産も、

あらゆる喪失がこぼれおちないように大切にとりあつかう必要があるためです。


悲しい出来事が起こってしまった時、全国どこに住んでいても、

誰にでも平等に必要な情報が届けられますように・・・

この相談先リストに、今後ますます相談できる場所が増えていきますように、

私たちも私たちにできる種まき(啓発活動)に引き続き取り組んでまいります。


この大きな動きをまずは当事者のみなさまに、そしていつも応援くださるみなさまに

ご報告したいと思い、心をこめてブログをアップ致します。


明日は天使の日(10月4日)。

天使ママパパのみなさん、

どうか、明日は、お空の子どもたちにも、

この嬉しいニュースをご報告していただけますようお願い致します。


いつも本当にありがとうございます。


周産期グリーフケアはちどりプロジェクト一同

周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

0コメント

  • 1000 / 1000