すべてのお母さんのための母の日でありますように

今日はあまり良いお天気ではありませんが、母の日ですね。 


私たち、周産期グリーフケアはちどりプロジェクトは、

今はまだ子どもとお別れをするという、この上ない深い悲しみの実態について

十分理解されていない現状、まずは知ってもらいたいと思い啓発活動に取組んでいます。


実態を知ることで、

どんなことにママパパたちが傷つかれたり、

救われたりするのかということを想像していただくことができると信じています。


特別扱いを求めているわけじゃありません。

ただ、こんなに悲しい経験をしたママパパたちが

余計に傷つけられるようなことがなくなるように。


温かい配慮の中で、何とか悲しみと向き合う力を最大限に発揮できるように、、、、、

そんな環境を整えていきたいと考えています。


母の日は、1950年代にアメリカ人女性が「亡き母の追悼集会」を開き、

お花を添えて母への感謝を示したことからはじまったと言われています。

しかし現代社会では「子どもからお母さんへプレゼントをおくろう」という

商業化されたイベントになりつつあります。


お子さまとお別れしたママたちは、紛れもない母親であるにも関わらず

子どもの存在が目に見えないだけで、

社会の中では「母親」であることすら認められにくい状況から、

様々なことに心を痛め、傷つけられることも多くあります。


現代的な『母の日』イベントでは、 

お子さまとお別れをしたママたちは辛くて胸を締め付けられる日

になってしまうかもしれませんが、、、。 


母の日の原点に立ち返ると、 

ここに大切な人の存在が目に見えるか見えないかは関係なく、 

純粋に母親への感謝を示す日なのだということです。

お花やプレゼントを贈ることが目的ではありません。

一番大切なのはそんな「感謝の気持ち」なんだろうと思います。


亡きお母さんを想う子どもたちも、 

大切なこどもとお別れをしたママたちも、 

決して傷つく必要はないし、むしろ癒される日であってほしいと思いました。 


私たちが取組む活動の中心にいる

流産・死産、その他あらゆる事情でお子さまとお別れをしたママたちへ。


母の日はすべてのお母さんの日。

今日、1日がママたちにとって、 

傷つくことより癒されることの方が多い時間になりますように。 

どうかご無理なくお過ごしください。


そんなママたちのこと、そしてママたちが大切に想う子どもたちのことを

想いながら、 母の日を過ごしたいと思っています。


いつか、5月第1日曜日の「天使ママの日」が必要なくなるくらい、

この「母の日」に世界中のすべてのお母さんが本当の意味で癒される1日なるように、 

引き続き啓発活動に取組んでまいります。 


 Mother's Day For ALL MOTHERS. 


 周産期グリーフケアはちどりプロジェクト 


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複雑な気持ちで母の日をむかえる人がいることが 

社会の中で周知されるだけでも、 温かな配慮が広がると信じています。 

そんな思いを込めて投稿いたします。 

頻回の更新となりお疲れさせてしまったことと思いますが、

ご理解いただけますようお願い致します。 

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周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

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