Baby Loss Awareness Weekをむかえるにあたって

こんばんは、周産期グリーフケアはちどりプロジェクトです。 

10月9日~15日は Baby Loss Awareness Week。 


子どもとお別れをしたお母さん、お父さん、ご家族。そして子どもたちへ想いを馳せる1週間。 

いつも以上に、この周産期グリーフについて深く考えたいと思っています。 


ただ、ここで大切なことを心に留めておきたいと思い投稿します。 


BLAWは大切な社会啓発の期間です。 

これまで知らなかった人に知ってもらうために、とても大切で、 

イギリスをはじめ諸外国だけでなく 

日本国内でも数年前から多くのイベントが企画されていること、 

大変嬉しく思っています。 

本当にみなさんが心を込めて、社会に伝えようとしていることが伝わってきて、

心から応援しています。 


この社会に向けた啓発はとても大切ですし、

当事者のみなさまの中には、子どもたちを想いながら1週間を過ごそうと思っている人も

たくさんいらっしゃると思います。 


エネルギーを要するけれど 悲しみに向き合う作業(グリーフワーク)は

とても大切ですが、 向き合うかどうか?タイミングはもっと大切です。 


 赤ちゃんとお別れをしたばかりで、 

まだまだ現実に目を向けられる状況ではないママパパにとっては、 

Baby Loss Awareness Weekの啓発記事を目にするたびに、

よけいに辛くなってしまうことがあることも、 

心に留めておきたいと思いました。 


 今、とてもしんどいママパパが、 BLAWの記事を読みたくないと思ったり、

ピンクやブルーなんてどうでもいいと思ったりすることは当たり前の反応です。 


今のお気持ちに正直に、 BLAWの啓発に参加有無が、 

子どもへの愛情の評価ではないことを、どうか誤解されませんように、

事前にお伝えしておきたいと思いました。 


 嫌でもSNSの記事が入ってきてしまい、しんどい時には、

どうかママパパの気持ちを何よりも大切にして、 

SNS,ネットから少し離れる時間を作ってご無理なくお過ごしいただきたいと思いました。 


 ・BLAWに何かしようと考えている人(イベントへの参加や啓発)も、 

・今年は気持ちが向かずBLAWに何かしようなんて思えない(参加しない)人も、 


どんな選択も自由です。

決して誰かに強要されてすることではありません。

お1人おひとりの気持ちに正直に選んでいただいたことが、

その時の正解じゃないでしょうか。 


 だから、 特に「参加しない」選択をしたママパパが、

不必要な罪悪感を抱いたり、自己嫌悪に陥ってしまわないように、

お願いしたいと思います。 


 ご自身のグリーフを抱えながらも BLAW期間に啓発活動に

全力で取り組まれいるママパパも、

ご自身のお気持ちもしっかり抱きしめてあげてくださいね。 

(どうか無理し過ぎずにお過ごしください) 


 私たち、はちどりプロジェクトもBLAWの期間に

社会啓発を目的とし、発信を予定しておりますが、

しんどいときには迷わず目を伏せていただけますようお願いします。

(だから、発信しません、、、と言えず、申し訳ございません。) 


 啓発活動の難しさを感じながらも、 

大変奥深く学ぶことがたくさんあります。

まだまだ未熟な私たちは、誰にとっても100%よい方法の実現は到底できていません。

 

 だからこそ、 様々な状況、立場の方々に思いを馳せながら、

少しでも、必要だと思い取り組んでいる啓発の機会に、

誰かを傷つけたり嫌な思いをさせてしまうことが予防できるように、

努力を続けていきたいと考えています。 


 いつもありがとうございます。 

 周産期グリーフケアはちどりプロジェクト 


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周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

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