2021.7.25 ワークショップ付きお話会を開催しました

昨日、共同代表の大竹が代表をつとめる関西天使ママサロン・ポコズママの会関西と周産期グリーフケアはちどりプロジェクトの共催でワークショップ付きお話会を開催いたしました。

※本活動は、JR西日本あんしん社会財団の活動助成を受けて開催いたしました。


ペリネイタルロス(全ての週数における流産、死産・人工死産、新生児死亡)で大切なお子さまとお別れをした当事者のみなさま同士が安心して集い語り合える場に、医療職の立場で共に時間を過ごさせていただくことは、

当事者の抱える悲しみの実態を深く感じ、支援の必要性を実感しながら今後の具体的支援につなげていく貴重な機会となります。ただ、ただ、じっくりとお話をお聴かせいただくことを基本的姿勢とし、時には、心身に関するお悩み事がある場合に、医療スタッフが同席させていただくことで、疑問解決のお手伝いさせていただけるかもしれません。

そんな風に当事者のみなさまにとって安心できる場づくりを大切に取り組んでいます。


本年度のJR西日本あんしん社会財団による活動助成は、「妊娠中・産後に赤ちゃんを亡くしたご遺族に関わる医療者向けグリーフケア啓発活動」をテーマにしています。

周産期グリーフケアはちどりプロジェクトが目指す、当事者・医療・社会(行政)の橋渡しを実現するためにも、大切な活動の1つであると考え、本イベントの企画・開催に取組んでいます。

昨日の会では、第一部:アーティフィシャルフラワーのワークショップ第二部:お話会

の流れで開催されました。


医療者の立場からの参加者アンケートを一部ご紹介いたします。

【ピアサポートの場で感じたこと、その他、ご感想など】

・当事者のみなさんのお話をお聴かせいただきたかったため参加しました。是非、また参加したいです

・改めて辛い経験をお話されることに耳を傾けることが必要だと感じた

・お話の内容から、話せる場所が本当にないんだ、ということを実感した

・安心して話せる場所を増やす取組みの必要性を感じた


初めて参加する際には緊張するかもしれませんが、アンケート結果では、

初参加の医療スタッフの参加者も、第一部&第二部どちらも、

「心が安らぐ場」、「あたたかい場」、「時間が経つのも忘れる場」、

また参加したいと思う場」であると感じてくださっていました。


ご参加くださった当事者のみなさま、医療者のみなさま、有難い時間を共に過ごさせていただき、本当にありがとうございました。


今後も引き続き、周産期グリーフケアはちどりプロジェクトは、当事者・医療者・行政(社会)をつなぐ架け橋となれるよう活動してまいります。

周産期グリーフケアおよびお話会へのご参加にご関心をお持ちの方が

いらっしゃいましたら、お問合せフォームまたはメールよりご連絡をお願いいたします。

写真は第一部:アーティフィシャルフラワーのワークショップ作品の一例。

第一部では赤ちゃんへのメッセージを添えた綺麗な贈り物がたくさん完成しました!

周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

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