BLAWに想いを馳せて

Baby Loss Awareness Week

赤ちゃんとお別れをしたご家族と

大切な赤ちゃんたちへ思いを馳せる啓発週間。


この1週間だけが大切なのではありませんが、年に1度、決まった時期に共通認識でみんなで大切ないのちについて考えることで、新たな気づきを与えてくれるのではないかと思います。改めて大切な子どもとお別れをしたご両親・ご家族の悲しみについて思いを馳せることで、目に見えない大切なことを教えてくれると信じています。


【BLAW啓発週間に期待すること】

① 大切な赤ちゃんたちをみんなで想うこと

赤ちゃんとお別れをしたお母さん・お父さんが大切に想う赤ちゃんたちのことを、周囲の人たちも当たり前なのですが、大切に想いながらこの1週間を過ごしていただけたらと願っています。この上ない悲しい経験をしたママパパたちにして差し上げられることがみつからず困っている心優しいみなさまへ。どうかご両親が大切にしているお子さまのことを、周囲の人も一緒に大切に想っていただけたらと思います。その想いは必ず赤ちゃんにも、お母さん、お父さんにも届くと信じています。

② 天使ママパパたちへ想いを届けること

孤独を感じている天使ママパパに「ひとりじゃない」と実感してもらえるような機会になることを強く願っています。「ひとりじゃないよ」と誰かに言われるのではなく、ご本人が「ひとりじゃないんだ」と実感してもらえることが何よりも大切だと思っています。

③ 社会啓発

このBLAWの発信が、大切なお子さまとお別れをするという深い悲しみについて知る機会がない方にも知っていただき、理解してもらうきっかけ作りになることを願っています。

BLAWという啓発週間を知ったひとりが、「BLAWって知ってる?」とひとりの人に伝えるだけで、倍の方が知る機会になります。その中には、日常で語ることができなかった天使ママパパもいらっしゃるかもしれません。BLAWという啓発週間があるんだということを、知ってもらい、悲しみを受け止めてくれる人が必ずいるんだということを知っていただけたらと思います。


知っていただくことで、人の意識は大きく変化します。


啓発活動にはこのように

色々な方向性があることも学びました。


私たちはBLAWに関しては、

まずは当事者のみなさま、お一人おひとりが、大切な赤ちゃんのことを想いながら、ご自身とご家族のお気持ちを大切に過ごしていただきたいなと思っています。

日ごろ、ピアサポート活動に取り組まれている天使ママパパたちも、

今、このBLAWの期間に一生懸命に啓発活動に取り組まれていることと思います。

日ごろ、仲間の悲しみに寄り添うためにご自身の時間もエネルギーも費やしながらピアサポート活動に取り組まれていることされていることを知っています。



啓発も大切ですが、

どうか、お一人おひとりが

ご自身のことも大切に過ごしていただきたいなと心から思っています。


世界中のすべての天使ママパパへ。

すべての大切なあかちゃんたちへ。

みなさんの大切な赤ちゃんたちを想い、そしてみなさんの悲しみと愛しみに思いを馳せながらこのBLAWを過ごしたいと思います。


今、みなさんが発信してくださっているBLAWの情報が、ひとしずくずつ届き広がることで、

じわじわと小さな種まきにつながると信じています。


お金をかければ伝わるわけじゃない。

でも、

心を込めなければ届かない、

ということは確信しています。


だから、がむしゃらに取り組むよりも、

大切にじっくりと取り組んでいこうという気持ちです。


そう考えると、

結局は日ごろの啓発活動と同じだなぁと

改めて感じている次第です。


最後に・・・

BLAWの啓発週間に、まずは

一番身近なママたちを想い、感謝の気持ちを伝えたいと思っていました(ひとつ前の記事では、文字数オーバーになり書けませんでした。)


周産期グリーフケアはちどりプロジェクトでともに活動する2人の天使ママたちへ。

お2人が子どもたちを想いながら取り組む大切でかけがえのない活動を

ご一緒させていただき感謝ばかりです。

この期間こそ、いつも以上に、

ご自身のお気持ちを大切にお過ごしください。

いつも本当にありがとうございます。


周産期グリーフケアはちどりプロジェクト遠藤佑子


※写真は誰でも無料で啓発活動に活用できるBaby Loss Awarenessの公式サイトからダウンロードしました。みなさまもよろしければご利用ください。

https://babyloss-awareness.org/social-media/

(英語表示されていますが、画像下のピンク色のダウンロードボタンで画像が入手できます)


周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

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