はちどりのひとしずく
『はちどりのひとしずく』
森がもえていました
森の生き物たちはわれさきにと逃げていきました
でもクリキンディという名のはちどりだけは行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは 火の上に落としていきます
動物たちはそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」と笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
【辻信一(監修) はちどりのひとしずく, 光文社, 2005.より】
周産期グリーフケアはちどりプロジェクト名の由来は、
この「はちどりのひとしずく」の物語です。
「まだそんなことを言っているの?」と実際に言われて悔しい思いをしたこともありました。
でも、実際にお母さんお父さんたちへの支援が届いていないのだから、
それを知ったのに何もしないでなんていられるわけがないじゃないか?という思いは、
このクリキンディの行動に勇気づけられ励まされました。
他者に「不可能だ」と思われて 笑われたとしても、
何になるかもわからないようなことでも、
信念をもって地道に続けること。
信念をしっかりと持ち続けながら、
目の前の小さなことこそ大切に
丁寧に心を込めて啓発活動に取組むことを誓い、
はちどりプロジェクトと名前を付けました。
私たちが何を成し遂げたか? ではなく、
働きかけた結果、その先にどんな未来が待っているか?
(目的は、天使ママパパの悲しみの実態が理解され、寄り添い支援が広がること。
もっと大きな目標を勇気を出して述べるなら、
様々なあらゆるグリーフを受止め合い支え合える社会に近づけること。)
まだ誰も知らない未来に希望を持ちながら、
今、できることを ただ、ただ、同じ方向を向く仲間とともに。
ママパパたちと一緒に。
大切な思いと声を届け続けたいと考えています。
新聞を読んでグリーフの課題について新たに知ってくださった方。
新聞を見て、エールを送ってくださった方々。
活動を通してたくさんの恵み
(大切な学び、人の温かさ、優しさ、思いやり、
理解ある方との素敵な出会い、人と深く理解し合い大切なことを感じる毎日)
を与えていただいていることに感謝ばかりです。
はちどりのひとしずく。
大切なことと初心・目的をしっかり心に留めて、
引き続きグリーフケア啓発活動に取組んでまいります。
いつもありがとうございます。
周産期グリーフケアはちどりプロジェクト
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