2023年度もどうぞ宜しくお願いします
こんにちは、 周産期グリーフケアはちどりプロジェクトです。
グリーフ(悲嘆)の記念日反応によって、桜の季節には
気持ちが落ち込んだり、辛くて仕方がない方もいらっしゃるかもしれません。
外出するといろいろな所で桜を目にして辛くなる方にとっては
しんどい季節だろうと想像しました。
【お詫び】それにも関わらず、桜の写真を投稿し、
気持ちが辛くなってしまった方へ、本当にごめんなさい。
そんな風に、 私たちが目にする景色は、
見る人によって受け取り方は様々であるということを
意識しておくことが大切だと思っています。
私が「良い」と思うものを、
誰もが「良い」と思うだなんて
思い込まないことをいつも意識しなければならなりません。
そうしなければ、 無意識に余計なお節介をして、
相手に嫌な思いをさせてしまったり、傷つけてしまうためです。
他者の悲しみに向きあう
グリーフケア/グリーフサポートにおいては、より重要です。
悲しみに向き合う作業の中で、相手がよいと思う方法など、
他者の考えを押し付けられたり、強引に導かれたりすると
「この人はわかってくれない」と感じ、
心を閉ざされ、孤立させてしまう恐れもあります。
ご本人のありのままの気持ち が一番大切。
どんなにネガティブな気持ちも、
どれほど黒い気持ちが表れたとしても、
それらは悲嘆反応です。
『そんなことを思ってはいけない』と感じられるかもしれませんが、
無理に元気にふるまったり、
ストイックにポジティブな考えをするように仕向けたりせず、
「ありのまま」の気持ちを大切に抱きしめてあげて欲しいと願っています。
辛くて悲しくて仕方がない時間をお過ごしのみなさまの心に
さくらの絨毯が、ほんの少し癒しを届けてくれますように。
大変個人的なことになるのですが、
毎年、桜を見る時の 気持ちに変化があるように 感じています。
昔は、桜の名所に行きたい!と思ったりもしましたが、
今は、近所の桜で満足しますし、桜の木のしたで飲食しなくても、
電車のホームから、ただ、桜を目にしても
「お花見した」って思えるようになりました。
単に歳をとっただけかもしれませんが、
過去は「名所の桜」が一番素晴らしいと決めつけて、
身近にあったかけがえのない桜の木に目を向けもしなかっただけかもしれませんね。
身近にある大切なものにも、しっかり目を向けられる人でありたいなと思っています。
そして、今年は、、、、
「何年も昔、 この景色を思い描いて、苗を植え、大切に育て続けた 誰かが届けてくれる美しい景色」 なんだよなぁ、としみじみ感じました。
美しい桜の花と、愛情と願いを込めて育ててくれた方々への気持ちで一杯になりました。
「心からありがとう。」
そして、これほど華やかに咲き、儚く散っていく桜だからこそ、
「咲き誇る桜を目に焼きつけたい。」と思いました。
これまで何年も何度も、この春という別れと出会いが必然的に繰り返される季節を
ただ、ただ、黙って見守ってくれている桜。
卒業、転職、就職、引っ越し。
切なさと新生活への期待など 入り混じる感情の中でも、
桜はただ、そこにじっとあり 私たちを見守ってくれているように感じます。
グリーフを学ぶことは いのちと向き合うことでもあります。
生きている時間は有限である ということを自覚して
日々を懸命に生きることを 学ぶ日々です。
だからこそ、今を大切に。
そして、2023年度が終わるころ、
来年もまた美しい桜の花に会えますように。
『SEE YOU AGAIN...』
そんな気分で迎えた4月1日。
とうとう2023年度の幕開けですね。
課題は山積!
心新たに、仲間とともに、 ママパパ赤ちゃんたちとご一緒に。
引き続き 温かい思いやりが溢れる世の中を願いながら。
諦めず粘り強く グリーフケア啓発活動に取組んでまいります。
いつもありがとうございます。
周産期グリーフケアはちどりプロジェクト
#周産期グリーフケアはちどりプロジェクト #グリーフケア
#グリーフサポート #天使ママ #天使パパ #心からありがとう #命の大切さ
0コメント