にじいろプレイス(大阪府主催お話会)2年目継続

おはようございます、

周産期グリーフケアはちどりプロジェクトです。


妊娠中の流産・死産は、周囲の人たちも赤ちゃんの存在をまだ実感できず

その壮絶な悲しみをわかってもらえず

孤独を感じていらっしゃる方がたくさんいることを私たちは知っています。


悲しみが消えてなくなってくれるわけではないけれど、

辛い気持ちを他者にわかってもらえることは、

ほんの少しだけでも、悲しみの気持ちを和らげてくれると信じています。


そんなお話会は、現状、全国どこにでもあるわけではありません。

少しずつある新たな動きとして、

昨年度から引き続き、

大阪府主催「にじいろプレイス」というお話会が継続開催されます。


【変更点】

1.センター名称の変更

2023年4月より、おおさか不妊専門相談センターは、

「おおさか性と健康の相談センター  caran-coron - カランコロン」へと名称変更されました。

不妊症・不育症で悩まれ治療されている方の苦悩はもちろん、その治療の末に妊娠し

子どもを授かったけれど、残念ながら流産・死産を経験されるママも。

自然妊娠後に流産・死産されたママも。みんなにご利用いただきたい事業であったのですが、

『おおさか不妊専門相談センター』という名称から、不妊治療経験者であり流産死産当事者でなければ利用できないと思われがちであったようにも思います。

この度、センターの名称が変更されたことで、「にじいろプレイス」には

様々な状況で赤ちゃんとお別れをした方にご利用いただけるのではないかと思っています。

※ちなみに、カランコロンには、からだ✖️こころ、の双方への寄り添い相談への温かい意味合いが込められています。


2.個別相談の枠が新たに設けられました

昨年度は、毎月1回、グループでのお話会のみの開催でしたが、

今年度は、毎月1回、グループのお話会と個別相談の枠が新たに設けられました。

※毎月2組限定(要予約)


「同じような経験をした方に会いたい。でも、大勢の前でお話する勇気はない・・・。」

という方は、是非、まずは個別相談にお越し下さい。

個別で相談したいと思った時、カウンセリングなどをご利用すると数千円~数万円の費用が

必要になることもあるかと思います。赤ちゃんとお別れをした後、お仕事を続けることも困難な場合も多い中、自治体で運営する形であることから、公的なサポートとして無料でご利用いただけることも大きなメリットです。


<重要> 

厳密に申し上げると、「グリーフの寄り添い/傾聴」と「カウンセリング」にも違いがあります。その時々、置かれている状況や悲嘆過程にあったサービスを選択していただくことが大切です。

にじいろプレイスの「個別相談」では、傾聴に重点を置いて、みなさまのお話をじっくりとお伺いさせていただきます。苦しくて仕方ないとき、「相談と言われても、具体的に何を相談していいのかわからない」と思われて当然です。「ただ、話を聴いてほしい」という方にも、お気軽に個別相談にお申込みいただけたらと願っています。


遠方の方は難しいかもしれませんが、関西圏にお住まいの方、ぜひ、ご利用下さい。

※大阪府の事業ではありますが、大阪府以外にお住まいの方もご利用できます。


平日、お仕事をしている方もご利用できるように、

偶数月 第4水曜日、奇数月 第4土曜日の開催と色々な工夫がされ運営されています。


また、おおさか性と健康の相談センタースタッフ 大山助産師の他にも、

当事者であり自助会運営者の立場で、大竹共同代表がファシリテーターとして同席します。

※個別相談も、大山助産師または大竹共同代表のどちらかが担当される予定です。


初めての利用で勇気がでない方もいらっしゃるかもしれませんが、

お2人が温かく迎えてくれますので安心して会場にお越し下さい。


2023年度も1年間、大阪府との連携事業が継続され

1人でも多くのママパパへ、温かい場所が届けられますようにお祈りしています。

またこのような場所が、大阪府以外にも全国の都道府県に作られることを私たちも願っています。


全国の自治体母子保健に関わられるみなさまに置かれましては、

はちどりプロジェクトに何かお役に立てることがございましたら

いつでもお気軽にご連絡・ご相談下さい。


周産期グリーフケアはちどりプロジェクト

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周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

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