6月16日は、世界中のお父さんへの感謝デー

おはようございます、周産期グリーフケアはちどりプロジェクトです。 


気づけば今日から6月。 

6月と言えば、大切な父の日があります。 

6月の第3日曜日、今年は6月16日が父の日ですが、 

現代社会での父の日の習慣は、「感謝の気持ち」を贈るということで、 

生きているお父さんへ、子どもたちからプレゼントを贈る日

のように 商業化されてしまっていますが・・・ 


父の日が作られた由来は、 

亡き母へ感謝をささげる日が作られたのに、

父の日がなかったことから、 亡き父へ感謝をささげる日を作って欲しいと、

アメリカ人女性(ソノラ・スマート・ドットさん)が行動してくれたおかげで作られたそうです。 


ソノラさん一家は、6人兄弟の大家族。 

ソノラさん、16歳になった時、お母さまが子ども6人を残して亡くなられたそうです。 

その後、ソノラさんのお父さんは、再婚することなく、

家事や育児、農業の仕事をして 

子どもたちを1人で全員が成人するまで働きづめの日々を送られていたそうです。 

みんなが成人した後に、お父様が亡くなられました。 


そんな風に母親の分まで子どもたちへ愛情を注ぎ、 

育ててくれた亡き父を想い、

「母の日があるのなら、父へ感謝する日も作って欲しい!」と嘆願したことで、 

1910年6月19日に父に感謝する最初の式典が開かれたそうです。 

(ちょうどこの日が第3日曜日だったことから、父の日は6月第3日曜日になっています) 

 ※アメリカ大統領により、正式に制定された時期は、

母の日 は1914年。父の日は1966年。 

そこまでにもたくさんの人の努力があって、

母の日だけじゃなく、父の日も!という風に平等に感謝をする日が作られたということです。 


いつの時代も、みんなが努力して、母にだけでなく、父にも感謝を伝えたい

と願い 努力して作ってくださったこの日の由来

ぜひ、みなさんに知っておいて欲しいと願っています。 


そんな風に作られた日が、現代の商業化されたイメージだけで、 

大切なお父さんとお別れをした子どもたちが。 

大切なお子さまとお別れをしたお父さんたちが。 

疎外されたように感じてしまわないように、 

世界中のすべてのお父さんのための感謝デーであることを 

私たちは、毎年伝え続けていきたいと思っています。 


生きているお父さんも。 

天国のお父さんも。 

お空のこどもたちからも。 

みんなみんなで、ありがとうの気持ちを届けあう1日。 

感謝の気持ちが溢れるあたたかな1日でありますように。 


 悲しみの中にあり、辛い気持ちでいっぱいな方も 

たくさんいらっしゃると思います。 

梅雨入りしそうなじめじめした季節ですが、 

道端に目を向けると、きれいなアジサイが咲いているかもしれません。 

辛いとき、ふと目にした美しいものや美味しいもの、 

優しい気持ちに触れた時、ほんの少しだけでも

みなさまのこころがほっと温かくなりますように願っています。 


 6月はいつも以上に世界中のお父さんたちを想い過ごしたいと思います。 


周産期グリーフケアはちどりプロジェクト 


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周産期グリーフケアはちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』

周産期グリーフケア はちどりプロジェクト “Hummingbird”『今、私たちにできること』 ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を1人でも多くの人に知ってもらえるよう活動しています、またその後の長い悲嘆過程の道のりを分かち合い、寄り添える社会のためグリーフケアの必要性や在り方を考えるきっかけ作りのための “ひとしずく運動”をひとつひとつ丁寧に心を込めて積み重ねていきます。

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